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エヌビディア株急落、パソコン業界低迷が売り上げ直撃 – Bloomberg

米半導体メーカー、エヌビディアは8日、5-7月(第2四半期)の売上高が同社の見通しを10億ドル(約1350億円)余り下回ることを明らかにした。投資家にとって予想外の発表で、2年間の好況の後に電子部品の需要が急速に減退していることを示唆している。

  エヌビディアは5-7月期業績の暫定ベースの数字を発表。それによると売上高は約67億ドルと、従来見通しの81億ドルを下回った。発表を受け、同社株は6.3%安の177.93ドルで終了。約2カ月ぶりの大幅安となり、ナスダック100指数の構成銘柄で値下がり率1位だった。

エヌビディアの5-7月期売上高(暫定値)は同社の見通しを大幅に下回った

Source: Bloomberg

  個人消費の衰えやインフレ高進、オフィス勤務に回帰する動きなどがパソコン購入の減少につながっている。インテルやウエスタンデジタルなどパソコン販売に依存する競合他社も自社製品の需要が大幅に落ち込んでいることを明らかにした。

  エヌビディアの画像処理半導体は、ゲーム愛好家が使う高価格パソコンを構成する主要部品。「プレイステーション」のメーカーであるソニーグループや「Xbox」を販売するマイクロソフトなど主要なゲーム関連企業の大半も売り上げ減少ないし軟調な通期見通しを示している。

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  エヌビディア製のアドインカードは、暗号資産(仮想通貨)のマイニング(採掘)業者が使用するシステムの重要な部分を占めているため、この市場の変化にも業績が左右されやすくなっている。

  エヌビディアのジェンスン・フアン最高経営責任者(CEO)は8日の発表文で「同四半期が進むにつれ、当社のゲーム関連製品のセルスルー(最終顧客への販売)予測は著しく落ち込んだ」と説明。「マクロ経済状況がセルスルーに与える影響は続くと見込まれる中、当社はゲーム業界のパートナー企業とともに流通価格や在庫を調整する措置を講じた」と続けた。

  BMOキャピタル・マーケッツのアナリスト、アンブリッシュ・スリバスタバ氏は顧客向けリポートで、「ひどい内容の暫定決算発表」だったと指摘。「われわれも先月、予想を引き下げていたが、十分でなかったことは明白だ」とした。

  エヌビディアは5-7月期の本決算と8-10月(第3四半期)見通しを今月24日に発表する。

  同社は5月、新型コロナウイルス禍に伴う中国のロックダウン(都市封鎖)やロシアのウクライナ侵攻に伴う問題が5-7月の売り上げを約5億ドル押し下げる見込みだとして同四半期の売上高見通しを下方修正していた。

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