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「GALLERIAコラボモニター GigaCrysta LCD-GC252UXB/GAL」レビュー(Impress Watch) – Yahoo!ニュース

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■ アイ・オー・データ機器の人気モデルとのコラボ

 今回登場した「GigaCrysta LCD-GC252UXB/GAL」(以下LCD-GC252UXB/GAL)は、アイ・オー・データ機器が開発・販売している「LCD-GC252UXB」をベースにした製品であり、いわゆるコラボレーションモデルである。GALLERIAでは、プロチームやVTuberグループなどとのコラボモデルに力を入れており、これまでにさまざまなコラボモデルを発売してきたが、それらはゲーミングPC本体のコラボモデルであり、いわゆるサードパーティ製品とのコラボレーションは今回が初となる。

 アイ・オー・データ機器は、ご存じの方も多いだろうが、PC周辺機器メーカーとして長い歴史を持ち、モニターやストレージ製品、Wi-Fiルーターなどさまざまな製品を開発・販売している。アイ・オー・データ機器は、数年前からゲーミングモニターにも注力しており、「GigaCrysta」という三菱モニターの系譜を受け継ぐ伝統のあるゲーミングモニターブランドの製品を販売している。同社のゲーミングモニターラインナップの中でも、LCD-GC252UXBは、高機能かつ使い勝手が優れていることで人気のあるモデルだ。

 今回のコラボモデルとベースモデルの違いだが、基本的にハードウェアや性能面での違いはない。違うのは、製品本体2カ所にGALLERIAロゴがプリントされているところと、電源投入後画面に表示されるロゴが、GALLERIAロゴとGigaCrystaロゴのダブルブランドになっているところだ。都合3カ所の変更によって、GALLERIAブランドの周辺機器しての統一感が増している。

■ リフレッシュレート240Hz対応、最短応答速度0.4msでFPSプレイヤーも満足

 それでは「LCD-GC252UXB/GAL」を紹介していこう。まず、ゲーミングモニターとしての基本性能を見ていく。解像度は1,920×1,080ドットのフルHDで、表示色数は10億7,374万色中1,677万色(10bitカラー入力対応)。TNパネルを採用しており、通常状態での応答速度は4msと高速だ。応答速度を高めるオーバードライブ機能を搭載しており、オーバードライブレベル3では応答速度は0.4msとなる。限界まで応答速度を短縮するオーバードライブバーストモードも用意されている。最大輝度は400cd/m2、視野角は上下160度、左右170度とゲーミングモニターとして十分なスペックを誇る。

 ゲーミングモニターで特に重要になるのが、リフレッシュレートである。ゲームのフレームレートは、モニターのリフレッシュレートの上限まで上げられため、モニターのリフレッシュレートは高いにこしたことはないが、コストとの兼ね合いもある。FPSやTPSなど、フレームレートの高さが重要なゲームをよくプレイするなら、リフレッシュレートは最低でも120Hz、できれば165Hz以上が欲しいところだ。本製品のリフレッシュレートは240Hzであり、ゲームジャンルを問わずほぼすべてのプレイヤーにとって十分満足できる性能だ。

 また、ゲームや映像などをより見やすく、迫力のある映像で楽しむための機能も充実している。「ELDEN RING」などのダークファンタジー系ゲームやホラー系ゲームでは、薄暗いシーンが多く、敵などが見えにくいことがある。本製品に搭載されている「ナイトクリアビジョン」を使えば、画面の暗部の明るさを引き上げて、暗いシーンをより見やすくすることが可能だ。HDR入力にも対応しており、HDR出力に対応した機器を接続すれば、HDR対応コンテンツの広いダイナミックレンジをフルに引き出せる。ただし、HDRはHDMIのみ対応であり、DisplayPortでは利用できない。

 他にも眠たい映像のメリハリを強化する「エンハンストカラー」や、SD画質の映像の解像感を向上させる「超解像技術」や映像の明るさに応じてバックライト輝度を調節することで、コントラストを高める「CREX」なども搭載。さらに内部フレーム遅延を約0.04フレームに抑える「スルーモード」も備えている。現在の遅延時間を画面上で確認することもできる。

■ 高さや上下の角度、スイベル、ピボットが可能な高機能スタンド

 続いて外観を見ていこう。LCD-GC252UXB/GALは、24.5型ゲーミングモニターであり、ボディは直線を基調とした、シャープなデザインだ。スタンドの台座部分の側面には青いラインが入っており、デザイン的なアクセントとなっている。また、写真を見れば一目瞭然だが、台座の手前にはお馴染みのGALLERIAロゴが描かれている。モニターの中央下部にはGigaCrystaロゴもあり、GALLERIAとGigaCrystaのダブルブランド製品となっている。GALLERIAのゲーミングPC本体と並べたときの統一感も最高だ。

 ゲームプレイに熱中すると、その分だけ長時間モニターに向き合うことになる。眼の疲れや負担を減らすためには。モニターの高さや角度などを適切に調整することが重要である。複数の人がプレイする場合なども、人によって最適な高さや角度が異なるので、それぞれのプレイヤーにあわせて調整することになる。このあたりのスタンドの調整機能はゲーミングモニターでは重要なポイントだ。

 この点、アイ・オー・データ機器は、長年モニターを開発・販売してきており、そのあたりのノウハウは十分だ。LCD-GC252UXB/GALのスタンドは、高さ、上下の角度(チルト)、左右のスイベル、ピボット(回転)の調整が可能であり、調整機能も非常に充実している。

 高さは110mmの範囲で上下に調整できるが、ここで良い工夫だと思ったのが、スタンドに目盛りがついていることだ。自分にあった高さは、目盛りの上から何番目ということを覚えておけば、他の人が使って高さが変わってしまった場合でも、すぐに自分の使いやすい高さに戻せる。チルトは、液晶の前後を傾ける機能だ。上は20度、下は3度まで調整可能なので、こちらもプレイヤーのスタイルにあわせて、見やすい角度にすることができる。スイベルは、左右への首振りのことであるが、左右にそれぞれ65度ずつ回転できるので、こちらも十分だ。さらに、液晶全体を回転させるピボット機能にも対応していることも嬉しい。液晶を右に90度回転させて、縦画面として使える。詳しくは後述するが、縦スクロールのシューティングゲームや縦画面でデザインされたアーケードゲーム、縦に長いWebサイトの閲覧などに便利だ。

■ 3系統入力や子画面対応も嬉しい

 続いて背面を見てみよう。背面の柱中央にもGALLERIAロゴが描かれている。余談だが、eスポーツ大会などでは観客は基本的にモニターの反対側からプレイヤーを見ることになるため、観客へのアピールのために背面のロゴは重要だ。GigaCrystaロゴが背面左上にあるのも、そうしたシーンを意識してのことであろう。

 せっかくゲーミングモニターを買うのだから、ゲーミングPCだけでなく、PS5やSwitchなどのコンソール機やBDレコーダーなども繋ぎたいと考える人も多いと思われる。LCD-GC252UXB/GALは、映像入力端子も充実しており、HDMI×2とDisplayPort×1の合計3系統の入力端子を備えているため、最大3台の機器を接続して切り換えて使えるほか、DisplayPortとどちらかのHDMIとの組合せなら、画面の隅などにもう1台の機器の映像を子画面として同時表示できるPiP(ピクチャー・イン・ピクチャー)機能や、画面を2つに分割して表示するPbP(ピクチャー・バイ・ピクチャー)も利用できる。映像入力端子の隣には、外付けスイッチ「GigaSwitch」接続用端子も用意されている。

 また、本体下部に出力2W+2Wのステレオスピーカーを搭載しており、スピーカー出力端子やヘッドホン端子も用意されている。なお、側面にはUSBポートがあるが、これはシステム更新用であり、通常は利用しない。

■ ゲーミングモニターでは珍しいリモコンと外付けスイッチ「GigaSwitch」が便利

 リモコンが付属していることも高く評価したい。リモコンには、入力切替や画面モード切替、スルーモード、オーバードライブ、ナイトクリアビジョンなど、合計36個のボタンが用意されており、いちいちOSDメニューを開いて呼び出さなくても、よく使う機能にワンタッチでアクセスできるのでとても便利だ。

 地味な点だが、電源ケーブルだけでなく、HDMIケーブルとDisplayPortケーブルも標準で付属しており、色がすべてブルーで統一されているところにもアイ・オー・データ機器のこだわりが感じられて、好感が持てる。

 さらに、「GigaSwitch」と呼ばれる外付けスイッチが付属していることも面白い。GigaSwitchは、手のひらサイズの六角形をしたスイッチで、押すことで登録されている機能のオンオフが可能になる。また、GigaSwitchの底面にはRGB LEDが搭載されており、状態に応じて発光色やパターンが変わる。こちらも、なかなか便利な機能だ。

■ 起動時のロゴ表示もダブルブランドに! OSDメニューもわかりやすい

 電源を入れると、通常ならGigaCrystaロゴが表示されるが、本製品ではなんと画面に表示されるロゴもダブルブランドのものとなっていることに驚いた。なお、GALLERIAの製品を接続するとPC起動時にGALLERIAロゴが表示されるので、モニターとあわせて2回、GALLERIAロゴを目にすることになる。

 また、画質などの設定はOSDメニューによって行うが、このOSDメニューがとてもよくできている。メニュー画面の左側の画面が、OSDメニューのヘルプ画面的な役割を果たしており、そのメニューで選べる項目や設定の意味などが表示されるので、とても便利だ。表示するコンテンツにあわせた画面モードは「Standard」、「Game」、「FPS」、「RPG」「Web」の5種類が用意されており、簡単に最適な画質を設定できる。そのほか、ブルーライトを軽減するブルーリダクションや超解像など、設定項目も充実している。

 本製品は、可変リフレッシュレート技術の一つであるAdaptive-Syncにも対応している。これはGPUがレンダリングするフレームレートにあわせてモニターのリフレッシュレートを可変させることで、画面の不自然なカク付きやティアリング(引き裂かれたような映像の乱れ)を防ぐ機能だ。NVIDIAは可変リフレッシュレート技術を「G-Sync」と呼んでいるが。本製品はNVIDIA G-Sync Compatibleの認定を受けており、正面左下にそのロゴがある。ただし、Adaptive-Syncは、VESAによって標準化された技術であり、AMDのGPUでも対応製品なら利用できる。なお、Adaptive-SyncはDisplayPort経由で接続した場合しか利用できず、Adaptive-Sync有効時は、スルーモードは「入」固定となる。

 OSDメニューの操作は、本体背面の4つのボタンか、赤外線リモコンによって行う。本体ボタンで操作するよりもリモコンでの操作のほうがずっと楽にできるので、基本的にはリモコンを使うことをおすすめするが、OSDメニューの分かりやすさは素晴らしい。筆者がこれまでに触れたことがあるモニターの中でも、ナンバーワンといえる。

■ FPSも縦シューも超快適!!

 実際にLCD-GC252UXB/GALを使って、いくつかのゲームをプレイしてみた。人気FPSの「VALORANT」は比較的動作が軽いため、最近のゲーミングPCなら、平均フレームレートが200fpsを超えることもざらだが、LCD-GC252UXB/GALなら200fps超えの環境でも、残像感などは一切なく、快適にプレイが行えた。また、暗いシーンが多いゲームでは、ナイトクリアビジョンをオンにすることで、視認性が向上し、よりプレイしやすくなった。

 本製品のウリの一つであるピボット機能を利用し、縦スクロールのシューティングゲーム「斑鳩」をプレイしてみたが、これもとても快適であった。縦スクロールのシューティングゲームを通常の横画面でプレイすると、画面中央部しかゲーム画面として有効に使えないので、どうしてもプレイしにくくなるが、LCD-GC252UXB/GALなら、画面を縦にしてフルサイズで縦スクロールシューティングを快適に楽しめる。また、最近はアーケードアーカイブスのようなゲームも増えているが、昔のアーケードゲームは縦画面を前提としているものも多い。そうしたゲームも本製品なら快適だ。また、縦画面は、ゲーム以外でも、縦長にデザインされたWebサイトを見たり、文書を書く場合などに威力を発揮する。

 2台の機器の画面を同時に表示するPiPやPbPも、上手く活用すれば便利な機能であろう。PiPの子画面のサイズは3段階に変更でき、親画面と子画面の入れ換えもリモコンのボタンを1つ押すだけなので、コンソール機のゲームをプレイしながら、ニュースサイトをチェックするなど、時間の有効活用に役立つ。

 また、GALLERIAのデスクトップPCとの組合せも最高だ。LCD-GC252UXB/GALのGALLERIAロゴとブルーが、GALLERIA本体のロゴや正面LEDのブルーとよくマッチし、統一感が得られる。

■ GALLERIAユーザーにはもちろん、そうでない人にもおすすめのゲーミングモニター

 LCD-GC252UXB/GALは、ゲーミングモニターとして求められる機能と性能をすべて満たした、完成度の高い製品だ。GALLERIAロゴが2カ所にあり、台座サイドの青いラインやGigaSwitchの青い発光色が、GALLERIAのデスクトップPCのデフォルトの発光色であるブルーとよくマッチする。

 性能的にもリフレッシュレート240Hz対応なら、通常の使い方ならまず不満を感じることはないので、GALLERIAユーザーで、ゲーミングモニターを買い換えようと思っている人はもちろん、自作PCや他社のPCを使っている人にもおすすめできる。また、これからGALLERIAのゲーミングPCを買おうと思ってる人は、PCと一緒に購入すると6,600円引きになるので、合わせて購入することをおすすめしたい。

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※価格・構成については、2022年8月2日時点の情報です。最新情報についてはドスパラにてご確認ください。
※本製品はBTO製品の為注文時期によって内部で使用されているパーツが異なる場合があります。その為計測した結果と実際の数値が異なる場合があります。

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