男性にはあまり馴染みのない「キルト」。この愛好家を「キルター」と呼ぶのですが、日本は実はアメリカに次いでキルトが盛んな国だって知ってましたか?
機械の小型化など、一度広まると様々な要素を取り入れて発展させていく“日本らしさ”がここでも発揮されているのか、トラプントやスラッシュキルト、クレージーキルトなどさまざまな技法を取り入れ、現在も発展中。
そして日本でも古来より続く刺しゅうの文化。日本伝統工芸に認定されている京繍をはじめ、江戸刺繍、加賀刺繍などがあるのですが、そんなキルトと刺しゅうの祭典「TOKYOキルト&ステッチショー2016」が開催されます。
キルト界を彩る作家達たちの多彩を極める作風と、伝説的ともいえる最推奨のキルトや魅力的なバッグを展示。アメリカ、ヨーロッパ、アジアなど海外のものや、キルト日本展25年の軌跡が楽しめるほか、日本が育んできた針仕事として、お細工物、刺し子、こぎん、百徳など、日本人のキルト&ステッチのDNAともいえるこれらの針仕事。日本の刺しゅう界を華やかに彩る刺しゅう作家12人の個性あふれるステッチの世界も合わせて紹介。
様々なワークショップも催されるので、ファンだけでなくちょっと興味がある人も出かけてみてはいかがでしょうか?
※ワークショップへの参加には事前申込みが必要となります。