宮脇綾子の世界展 絵具でなく布で描かれたアプリケ芸術に触れてみませんか?

http://www.paramitamuseum.com/plan/exhibition.html

宮脇綾子の世界展 絵具でなく布で描かれたアプリケ芸術に触れてみませんか?

三重県にあるパラミタミュージアムにて「布で描いたアプリケ芸術 宮脇綾子の世界展」が2018年3月1日(木)から4月15日(日)まで開催されます。 宮脇綾子氏(1905~1995)は、土台となる布の上に端切れや古裂(ふるぎれ)など様々な布を切ったり、貼ったり、縫ったりして、作品を表現する「アプリケ」作家です。

彼女が作品の制作を始めたのは、戦争が終わった40歳の時と作家としてはかなり遅いスタートでした。「何か自分でできることを」と思いつき、身近にあった古裂を材料にしたアプリケを作り始めました。昭和27年には初の個展を開催。その後、国画会への出展など活発な創作活動を繰り広げました。昭和35年には「アップリケ綾の会」を結成し、布を使った創作活動の喜びを多く伝えました。

アメリカのグレイターラフィエット美術館、ワシントン女性芸術美術館などでも個展が開かれ、その作品は「布切れの芸術」として海外でも高い評価を受けるなどワールドワイドな活動をし続けました。

彼女の作品のモデルは庭の花、野菜、魚など実に身近なもので、それらを「あ」っと驚きの心で見つめ美しいと感じたものばかり。

宮脇綾子の作品は、一枚の静止画のような立体感、ユーモアと温かさ、時代を越えたデザイン性と躍動感にあふれる作品が多く、その創作の支えとなったのが、作家(洋画家)として妻の作品を誰より理解していた夫・宮脇晴でした。彼女の作品には、洋画家である夫の影響が大きく見てとれます。

本展では、宮脇綾子の初期から晩年に至る代表作を中心に展示するほか、人柄がしのばれる遺愛品、創作風景なども交えて全容にせまります。

彼女の代表作品「伊勢えび」(1982年)は、カラフルな柄の布を用いて、甲の凹凸感や光沢感を表現した作品。また、「鴨(背)」(1953年)は、一転死んだ鴨を描いた作品なのだとか。ずしっとした重い感じを重たいトーンの布で描いた作品となっています。彼女の題材は本当に目の前にある何気ないものばかり。なので素朴で親近感も自然と湧いてきます。

ちなみに、彼女のほとんどの作品には、絶妙な位置に絶妙な色合いで「あ」というサインがアプリケされている。これは、綾子の「あ」、アプリケの「あ」、ありがとうの「あ」、あっと驚くの「あ」、という意味が込められています。作品を見る際には、そこにも注目してみましょう!

開催地 三重県

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EVENT DATA

布で描いたアプリケ芸術 宮脇綾子の世界展

期 間 2018年3月1日(木)~4月15日(日)
場 所 パラミタミュージアム
(三重県三重郡菰野町大羽根園松ケ枝町21-6)
金 額 一般1,000円(4枚セット3,000円)
大学生800円・高校生500円
中学生以下無料

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