東京・港区南青山のスパイラルガーデンで、女性3人組テクノポップユニット「Perfume」のライブ演出サポートや、リオデジャネイロオリンピックのフラッグハンドオーバーセレモニー演出など、メディアアート作品で世界を沸かせ続けている真鍋大度率いる「Rhizomatiks(ライゾマティクス)」の創立10周年記念展覧会が開催される。
世界に先駆けたテクノロジーを駆使した表現で、メディアアート、広告、エンターテイメント、建築、デザインなどの領域を横断しながら常に新たなクリエーションを開拓してきたRhizomatiks(ライゾマティクス)
“Rhizome(根茎・地下茎)”という多様構造の考え方に共感し、2006年に誕生したライゾマティクスは今、ハードウェア・ソフトウェアのエンジニア、デザイナー、プランナーなど多分野のスペシャリストが在籍し、広範な表現を実現させる世界有数の“フルスタック”集団として、各方面から注目されている。
今回の展覧会では、これまでにライゾマティクスが手がけてきた、メディアアート作品やアーティストとのコラボレーションによるミュージックビデオ、大規模な広告プロジェクトといった、現在の活動の礎となった過去10年間の軌跡をアーカイブによって辿る。さらに制作段階の試行錯誤や、制作の裏側なども合わせて公開する。
会場ではライゾマティクスとトーキョー カルチャートbyビームスのコラボレーションによるオリジナルグッズの販売も。パーカー、Tシャツ、マグカップ、ステッカーなど、すべて新作の限定商品となっている。